淡彩日記

月: 2019年7月

弘仁寺納骨堂「やすらぎ地蔵堂」新規申し込み受付中

2019年07月23日 / 納骨堂
納骨堂全景
四国八十八ヶ所石仏に見守られて建つ納骨堂

令和元年7月、長崎を見晴らす丘の上に、弘仁寺納骨堂「やすらぎ地蔵堂」が完成いたししました。現在、先着順申込み受付中です。随時ご相談を受け付けていますので、弘仁寺までお電話(095-823-7759)下さい。

今回、新規に納骨壇(A~D型)を申し込みいただきました方には、納骨檀のお仏具一式をご用意させて頂きます。

納骨壇は申し込み先着順となりますので、納骨壇をお考えの方は下記の資料をご覧いただき、(画像をクリックするとPDFのチラシが開きます)お早めにお問い合わせ下さい。

手作りの冊子(ZINE)を作って7月20日から8月18日までココウォークの本屋さんで販売することになりました。

2019年07月19日 / Uncategorized
チョージン2019 「ことばのひみつ ひみつのことば 2」

ZINE(ジン)というのは個人やグループで作る少部数印刷の冊子のことです。内容もページもサイズも全て自由、作り手の好きに作られるからとても個性的です。住職も平成30年にできたチョージンという長崎のZINEグループに入れてもらって、去年からZINEを作っています。

今年は7月20日から8月18日までココウォーク5階TSUTAYA BOOKSTOREで「チョージン2019」というグループの作品展に参加します。

今年の3月から7月にかけて空いた時間にコツコツと書いていた原稿がまとまって、一冊の小さな手作りの冊子になりました。

タイトルは「ことばのひみつ ひみつのことば 2」です。
36ページの読みものです。
文は住職が書いて、題字と絵は坊守さんの作品です。

なんでZINEを書いたかと言うと……

「悟りを開く」とか「煩悩をなくす」と聞くと何だかとても難しい話に思われがちな仏教なんですが、お経を細かく読んでいると、生きている私たちの心が元気になるために、仏教はあるんだなぁと分かってきました。
そうして分かったことを、法話会で1時間話しただけではなかなか聞いている人に納得していただくのが難しいので、できるだけ分かりやすく順番に書こうと思って今回のZINEをつくりました。

仏教の空(くう)の教えは、元々はこころの奥底にある「恥ずかしさから、身動き取れなくなった自分」を立ち直らせるためにあるみたいなんですね。たくさんあるお経の中から、励ましになりそうなことばが書いてあるお経を紹介しながら、自分の言葉で柔らかく伝えられたらなぁと思って作りました。

作っている時のエピソードとしては……

まず、締め切りに間に合うのか?が一番心配なところでした。材料自体はコツコツと書き溜めているのですが、ただ書き溜めるだけでは、いつまでも中身に納得出来ません。
なので、締め切り間近、「今日必ず終わらせる。今日で書き上げる!」という気持ちになるのが大変でした。
今回、頑張るきっかけとなった出来事があとがきに書いてあります。ギリギリまで結論が決まりませんでしたが、その出来事があってジンの結論がでました。そこから一気に書き上げました。一番集中していたのは子供が寝た後の夜10時から朝4時くらいまでで、時間の経つをのを忘れるほど充実感がありました。それに、今回トークイベントにでないといけないというプレッシャーも書くための助けになりました。締め切りがあると頑張れますよね。

読んでもらいたいポイントとしては……

去年作らせてもらった「ことばのひみつひみつのことば1」では、「こころの中にある何かに気づく」がテーマでした。
今回の2では、こころの中の探求をさらに深めて、「こころの奥底に隠れている恥ずかしさと向き合う」がテーマです。
どこから読んでもらっても大丈夫ですが、それぞれのパートがお互いに補完しあってます。

ソプラノ歌手、星野恵利さまにお届けしてきました。

今回、原稿の一部(6ページ分)公開します。
生きる中で悲しみと痛みを感じていらっしゃる皆さまへ、少しでもお役に立てましたら、幸いです。
ご入用の方はお問い合わせ下さい。(500円です。)

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上の画像を押すとページが選択できます。拡大縮小もできます。

上の原稿のPDFがこちらから、ダウンロードできます

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